書籍名 | ハンセン病と平等の法論 |
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著者 |
森川恭剛著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 234頁 |
発行年月 | 2012年5月 |
定価 | 3,300円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03436-6 |
ジャンル | 法哲学・法社会学・法制史 諸法 |
本の説明 |
ハンセン病への差別を史的・根源的に問いただし、フーコー権力論から平等の法論を展開、考察する。マイノリティにかかわる正義と、ヒトの社会に根源的な「匡正」の平等を提起。 |
目次 |
まえがき 序 章 ハンセン病問題の現在 第1章 ヨーロッパ中世のハンセン病と 近代日本の隔離政策 1 ハンセン病隔離政策の3要素 2 国辱論の再構成 3 隔離政策の帝国主義論 4 ヨーロッパ中世のハンセン病 第2章 フーコー・ハンセン病・平等 1 排除の文化と差別の歴史 2 ミクロな権力関係と近代隔離政策 3 フーコー権力論と近代自然法論 4 平等の法的実践 第3章 ハンセン病とエイズの差別 1 基本法時代の「準当事者」 2 HIV感染予防とエイズの「生」 3 MSMと共生への配慮 終 章 匡正の平等の法論 あとがき |