書籍名 | 〈政府〉の役割を経済学から問う |
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著者 |
大西潤編著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 162頁 |
発行年月 | 2012年7月 |
定価 | 2,530円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03443-4 |
ジャンル | 経済一般 |
本の説明 |
市場経済のなかの〈政府〉について、経済学的な観点からその役割・実像・課題および市民の政治参加のあり方などを考察する。公開講座の臨場感あふれる、生きた政治経済学の入門書。 |
目次 |
はじめに 第1章 市場と政府の役割を考える…長谷川雪子 1 市場メカニズムとその限界 2 政府の役割とは 3 政府に求められる役割の推移 ■解説:「一般政府」とは何か (本書でいう政府とは何を指すか) 第2章 政府は破綻するのか……………鷲見英司 1 はじめに 2 民主党政権の財政運営 3 プライマリーバランスとは何か 4 日本政府の危機的財政状況 5 なぜ日本の財政危機は表面化しないのか 6 財政破綻は起こるのか 7 おわりに ■解説:政府の財政状況を 純債務で捉えるのは正しいか 第3章 公共事業を仕分ける……………中東雅樹 1 はじめに 2 データから見る公共事業 3 政府による資源の利用 4 公共事業はどのように評価されているか 5 これからの公共事業 第4章 市民と政府………………………澤村 明 1 国家とは何か 2 市 民 第5章 政権交代論………………………大西 潤 1 選挙制度 2 政治改革 3 二大政党化と政党政治 4 民主主義の2つのモデル 5 おわにり ―選挙制度改革に関する若干の補足 索 引 執筆者紹介 |