書籍名 | ウェストミンスター・モデルの変容 |
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副題 | 日本政治の「英国化」を問い直す |
シリーズ | 立命館大学法学叢書第14号 |
著者 |
小堀眞裕著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 318頁 |
発行年月 | 2012年7月 |
定価 | 4,620円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03444-1 |
ジャンル | 政治学 |
本の説明 |
「マニフェスト政治、二大政党制、首相解散権行使の手本と見られてきたウェストミンスター・モデルは、20年間で非常に分権化し、連立政権で首相解散権を廃止せざるをえないほど大きく変容していた。両院別選挙で、最もねじれ易いシステムを取る国は日本だけだという指摘など比較政治的分析も多彩。 |
目次 |
序章 300年間動いてきた ウェストミンスター・モデル ◇第T部◇ウェストミンスター改革 第1章 1950年代ウェストミンスター・モデルの 確立 第2章 地方から揺さぶられる ウェストミンスター・モデル 第3章 2010年総選挙と戦後初の連立政権発足 第4章 2011年小選挙区制廃止をめぐる国民投票 第5章 英国貴族院改革 第6章 英国首相解散権の廃止 ―固定任期議会法の成立 第7章 英国におけるレファレンダム (国民・住民投票) ◇第U部◇日本政治における ウェストミンスター化 第8章 ウェストミンスター・モデルと日本政治 第9章 ウェストミンスター化か、 「コンセンサス・モデル」か 補 論 英国のマニフェスト政治 終 章 「少数」が動かした ウェストミンスター改革 備考1 各選挙制に関する解説 備考2 2011年固定任期議会法 Fixed-term Parliaments Act 2011 備考3 OECD諸国における国会議員数の比較 (国会議員が少ない国ランキング) あとがき 引用文献 索 引 |