書籍名 | 沖縄の〈怒〉 |
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副題 | 日米への抵抗 |
著者 |
ガバン・マコーマック/ 乗松聡子著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 274頁 |
発行年月 | 2013年3月 |
定価 | 3,080円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03485-4 |
ジャンル | 平和学 |
本の説明 |
沖縄問題の核心を通史の展開をふまえ実証的に追究した沖縄研究にとって必読の書。沖縄に正義と平和をもたらす責務がある日本の私たちに重い問いを投げかけるべく、原書を加筆修正。 |
目次 |
日本語版への序文 推薦文 序 章 琉球/沖縄―処分から抵抗へ 翻弄される島々/国家の重圧/抵抗 第1章 「捨て石」の果てに―戦争、記憶、慰霊 戦争/住民被害/記憶 第2章 日米「同盟」の正体 ―密約と嘘が支える属国関係 干渉と密約/日米「同盟」/属国 第3章 分離と「復帰」 ―軍支配と基地被害は続く 「復帰」とは/1972年5月15日―「返還」とい う名の安保強化/犯罪、事故、騒音、汚染―基 地被害に脅かされ続ける戦後 第4章 辺野古―望まれぬ基地 辺野古新基地案の展開/グアム協定/グアム協 定以降―パッケージを開け、包み直し、ひもを 掛け直す 第5章 鳩山の乱 属国体制に挑む/迷走と挫折 第6章 選挙と民主主義 民意介入の歴史/流れは変わった―2010年の3 選挙 第7章 環境―「非」アセスメント 名ばかりの「アセスメント」/従属の道具とし てのアセス/高江とオスプレイ用ヘリパッド/ オスプレイ配備 20年間隠された暴力 第8章 同盟「深化」 進む軍事統合とその代償/「トモダチ」関係の 屈折 第9章 歴史を動かす人々 与那嶺路代/安次嶺雪音/宮城康博/知念ウシ /金城実/吉田健正/大田昌秀/浦島悦子 終 章 展 望 沖縄、抵抗する島々/日米関係再考/「普天間 問題」を超えて あとがき―日本は「愚者の楽園」のままで いるのですか? |