書籍名 | なぜ人を殺してはいけないのか |
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副題 | 法哲学的思考への誘い |
著者 |
青山治城著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 168頁 |
発行年月 | 2013年3月 |
定価 | 2,310円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03501-1 |
ジャンル | 法哲学・法社会学・法制史 哲学・倫理学 |
本の説明 |
ごく当たり前のように見える規範命題への問い。しかしこの問いに真っ当に答えることは意外と難しい。本書は、法を根源的に考える思考法へと導くスリリングな案内書。 |
目次 |
まえがき 序 章 「心の内戦」と「法の力」 ★Column0 映画『Es』 第1章 「なぜ」という問いの意義 行為の「なぜ」/義務論/功利主義/存在論 ★Column1 NHK ETV特集『永山則夫 100時間の告 白―封印された精神鑑定の真実』 第2章 殺してはいけない「人」とは何か ヒトと「人間」/自分と他人/胎児、嬰児、脳 死者/人権とその主体 ★Column2 映画『評決のとき』 第3章 「殺す」とはどういうことか 死の意味/自死から自殺へ(死の自己決定?) /死刑と戦争/自由意志と行為の責任 ★Column3 NHKスペシャル『終戦特集ドラマ・気 骨の判決』 第4章 「いけない」とはどういうことか 自然法論/法実力説/法実証主義/善と正義 ★Column4 映画『日独裁判官物語』 第5章 法的正義と法的責任 日本人の法感覚/法の権威/法的正義と法的責 任 あとがき 参考文献 |