書籍名 | 無印都市の社会学 |
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副題 | どこにでもある日常空間をフィールドワークする |
著者 |
近森高明・ 工藤保則編 |
判型 | A5判 |
頁数 | 280頁 |
発行年月 | 2013年8月 |
定価 | 2,860円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03531-8 |
ジャンル | 社会学 |
本の説明 |
「今、ここにいる自分」から社会学するための指南書。日常の「あるある」を記述しながら、その条件を分析することで、都市空間とその経験様式に対する社会学的反省の手がかりをえる。 |
目次 |
■T 無印都市のフィールドワーク■ 1章 無印都市とは何か? 2章 都市フィールドワークの方法と実践 Column1 宝探しに出かけよう! 〔資料収集方法〕 ■U 無印都市の消費空間■ 3章 人見知りどうしが集う給水所〔コンビニ〕 4章 消費空間のスタイルがせめぎあう場所 〔大型家電量販店〕 Column2 コミュニケーションのネタとしての 北欧インテリア〔イケア〕 5章 安心・安全なおしゃれ空間 〔フランフラン〕 6章 「箱庭都市」の包容力 〔ショッピングモール〕 7章 目的地化する休憩空間 〔パーキングエリア〕 Column3 都市はアイドルを育て、 そして消費する 〔AKB48劇場/AKB48ショップ〕 ■V 無印都市の趣味空間■ 8章 孤独と退屈をやりすごす空間 〔マンガ喫茶〕 9章 匿名の自治空間〔パチンコ屋〕 Column4 縦長店舗と横長店舗〔東急ハンズ〕 10章 味覚のトポグラフィー〔ラーメン屋〕 11章 「快適な居場所」としての郊外型複合書店 〔TSUTAYA/ブックオフ〕 Column5 グローカル化するカラオケ・ コミュニケーション〔カラオケ〕 ■4 無印都市のイベント空間■ 12章 目的が交差する空間〔フリーマーケット〕 Column6 イベントとしての「街」 〔イベント空間としてのテレビ局〕 13章 「場」を楽しむ参加者たち〔音楽フェス〕 14章 順路なき巨大な展示空間 〔アートフェスティバル〕 Column7 ガラスケースのなかの演奏 〔ストリート・パフォーマンス〕 ■X 無印都市の身体と自然■ 15章 都市をこぐ〔自転車〕 Column8 「他者に身を任せる」ことの快楽 〔マッサージ店〕 16章 都市空間を飼いならす 〔フィットネスクラブ〕 Column9 欲望なんてラウンドワンが 教えてくれる〔ラウンドワン〕 17章 ビーチの脱舞台化・湘南 〔都市近郊の海浜ゾーン〕 ■Y 無印都市の歴史と伝統■ 18章 すぐそこのアナザーワールド〔寺社巡礼〕 Column10 オルタナティブな「アキバ」として 〔アニメ聖地巡礼〕 19章 構築され消費される聖と癒し 〔パワースポット〕 Column11 ミーハーを超えるか?〔歴女〕 20章 不親切な親切さに満ちた空間〔寄席〕 あとがき |