書籍名 | 〈優生〉・〈優境〉と社会政策 |
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副題 | 人口問題の日本的展開 |
著者 |
杉田菜穂著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 330頁 |
発行年月 | 2013年10月 |
定価 | 6,930円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03540-0 |
ジャンル | 家族・生活問題 |
本の説明 |
1920〜70年代の人口の〈質〉をめぐる生と環境の改善=生活政策の形成・発展を、永井亨や北岡壽逸を軸にたどり、生活政策論の系譜を描き出す。さらに、大河内理論を相対化することで、日本社会政策論の史的特質に迫る。 |
目次 |
はしがき 序 章 課題と方法 ◇第T部◇ 優生・優境思想と社会政策 第1章 優境概念の展開 ―池田林儀を中心に 第2章 社会衛生学の形成 ―暉峻義等を中心に 第3章 少年教護法にみる優生思想 ―富士川游を中心に 補論1 エレン・リチャーズの優境思想と日本 ◇第U部◇ 人口問題からみた社会政策論史 第4章 人口政策論 第5章 社会政策から人口政策へ ―永井亨を中心に 第6章 出生促進から家族計画へ ―北岡壽逸を中心に 補論2 女性問題論と社会政策 ◇第V部◇ 社会政策論の日本的特質 第7章 社会政策本質論争再考 ―戦前から戦後へ 第8章 農繁期託児所と社会政策 ―1930年代の一断面 第9章 戦時社会政策と社会事業 ―大河内一男・海野幸徳・沼佐隆次 補論3 前著『人口・家族・生命と社会政策』へ の書評に応える 終 章 社会科学のなかの社会政策と人口問題 附論:書評 引用・参考文献 あとがき 初出一覧 関連年表 索 引(事項・人名) |