
法律
憲法
- ヒロシマと憲法〔第4版〕
- [憲法]
- 水島朝穂 編著
- A5判・296ページ・本体2,800円+税
- 世界の〈ヒロシマ〉と一地方都市〈広島〉を憲法学の視角から結びつけ、平和主義と人権を基軸に具体的な問題を取り上げ、日本国憲法の今日的意味を再確認する。第3版刊行(1997年)以降、5年余りの状況変化をふまえ全体を見直した。
- 憲法と沖縄を問う
- [憲法]
- 井端正幸 ・渡名喜庸安 ・仲山忠克 編
- A5判・196ページ・本体2,000円+税
- 積年の課題である米軍基地問題だけでなく、自然、教育、労働、生存権、自治など諸問題を、「憲法から沖縄を」「沖縄から憲法を」という2つの視角を交差させ多角的・実証的に分析する

- 18歳からはじめる情報法
- [憲法]
- 米丸恒治 編
- B5判・96ページ・本体2,300円+税
- いま私たちは〈情報〉の重みが増すデジタル情報社会を生きている。情報にかかわる規範・規制などの法制度について日常に遭遇する15のテーマを選び、法的素養がなくても理解できるようわかりやすく概説する。

- インターネットの自由と不自由
- [憲法]
- 庄司克宏 編
- A5判・186ページ・本体2,900円+税
- 従来の人権規定や刑法、競争法(独占禁止法)や消費者保護法だけでネットの濫用や悪用に対応できるのか? プライバシーや個人データを保護するためにどのような限界設定をなしうるか/なすべきか、日・米・欧の比較を通して考察する。

- レクチャー情報法
- [憲法]
- 松井修視 編
- A5判・270ページ・本体2,800円+税
- 情報の自由な流れの保障と保護とのバランスをいかにはかり、実現するか。高度情報化社会を生きる私たちが、メディアに向き合ううえで知っておくべき項目を体系的にわかりやすく解説。

- 大学における〈学問・教育・表現の自由〉を問う
- [憲法]
- 寄川条路 編
- A5判・96ページ・本体926円+税
- 大学当局が教授に無断で講義を録音し、告発した教授を解雇した「明治学院大学事件」。東京地裁による解雇無効判決にいたるまでの、事件の全貌を明らかにする。事件の概要、裁判所への法学者による意見書、判決文の解説を収録。本来「学問・教育・表現の自由」が保障されるはずの大学界への教訓として公刊。

- 大学の危機と学問の自由
- [憲法]
- 寄川条路 編
- A5判・66ページ・本体1,000円+税
- 「学問の府」であるはずの大学が、いまサバイバル時代を迎え危機に瀕している。その危機のほころびとして大学権力が教員を排除するリアルな実態とその深刻さを問うとともに、本来の大学の公的役割や倫理の構築を提言する。

- 憲法と平和主義
- [憲法]
- 山内敏弘 ・太田一男 著
- A5判・470ページ・本体4,500円+税
- 第一部(山内)では、平和主義をめぐる解釈と運用を概観するとともに、裁判例の展開を通して理論課題を具体的に明らかにする。第二部(太田)では、現代社会における国家間戦争の可能性を問い、そのための軍事力の存在意義の喪失を明示する。
- 憲法と議会制度
- [憲法]
- 杉原泰雄 ・只野雅人 著
- A5判・440ページ・本体5,400円+税
- 「危機的」かつ「機能不全」の状況にある日本の国会について、国会制度の原理・原則に焦点を当てて再検討する。比較憲法史的な視座から国会制度を考え、憲法に基づく「徹底した民意の反映」とは何かを考察する。
- 憲法と裁判
- [憲法]
- 樋口陽一 ・栗城壽夫 著
- A5判・396ページ・本体3,200円+税
- 20世紀後半になって、多くの諸国で違憲審査制(憲法訴訟)が重要な役割を演ずるようになってきた。本書は「憲法」における「裁判」の占める重要性とその限界をふまえ、裁判官の果たすべき役割、違憲審査制の理念と歴史、日本での展開について論及する。