社会学
- 失業の社会学
- [社会学]
- ディディエ・ドマジエール 著・都留民子 訳
- 四六判・224ページ・2,860円(税込)
- 失業とは何か。フランスにおける失業の推移、失業対策、失業者生活をめぐる社会学研究の動向を明らかにする作業を通して、失業概念の構築と変容のメカニズムを解明する。日本との比較や研究課題については<補論>で論及。
- 行動する失業者
- [社会学]
- ディディエ・ドマジエール ・マリア=テレーザ・ピニョニ 著/都留民子 監訳
- 四六判・264ページ・3,080円(税込)
- 97〜98年冬、フランスの失業者は沈黙と孤独から脱した。全国で繰り広げられた彼らの大行動を素材に、その実態調査、行動にいたる過程、集団行動を分析し、課題を提示する。訳者が社会保障研究にとっての失業者研究について論及。
- シティズンシップと社会的階級
- [社会学]
- T.H.マーシャル 、トム・ボットモア /岩崎信彦 ・中村健吾 訳
- 四六判・244ページ・3,080円(税込)
- 近現代の根源的矛盾をなす市民権と階級的不平等。その構造と歴史をイギリスの歴史的事実に即して展開。1950年にマーシャルが発表した論文(「近代」の歴史的構造を把握)、それを再検討して90年にボットモアが「現代」的問題を提起し20世紀を総括する。
- 階級と階級構造
- [社会学]
- A.ハント 編/大橋隆憲 ・小山陽一ほか 訳
- 四六判・320ページ・2,090円(税込)
- 伝統的マルクス主義は、経済還元主義という誤りをおかしているとする立場から、従来の諸概念・理論に再検討を加える。 〈階級〉 〈階級構造〉 〈階級闘争〉 とは何かをめぐって現代マルクス主義の理論的・政治的な主要な争点に迫る。