
法律
民法
- 遺留分制度の機能と基礎原理

- [民法]
- 青竹美佳 著
- A5判・290ページ・本体5,900円+税
[予価]
- 遺言の自由を制限する遺留分制度について、その機能と正当化根拠を検討する。ヨーロッパでの法改正の議論も参考に、遺留分制度の果たしている機能および果たすべき機能を明らかにし、正当化が可能な遺留分制度の在り方を追究する。
- 離別後の親子関係を問い直す
- [民法]
- 小川富之 ・高橋睦子 ・立石直子 編
- A5判・206ページ・本体3,200円+税
- 離別後の親子関係は、「子の利益」となっているか。子の発達の課題やリスクを心理学・脳科学・乳幼児精神保健等の知見をもとに精査し、親子の交流を推進する昨今の家事紛争に法学と実務の立場から検証・提言。

- 面会交流支援の方法と課題
- [民法]
- 二宮周平 編
- A5判・242ページ・本体3,200円+税
- 家裁実務の最新動向を踏まえつつ面会交流の意義を論じ、厚労省FPIC事業や民間支援団体の活動経験を交流したフォーラムを紹介。さらに当事者目線に立ち、支援する側がいかなる視点で活動に取り組むべきかを提起する。

- 家族をめぐる法・心理・福祉
- [民法]
- 村尾泰弘 編著
- A5判・218ページ・本体2,900円+税
- 少年非行、DV、児童虐待、ストーカー、高齢者介護、離婚、面会交流など、広範な問題を取り上げ、法・心理・福祉の3領域から解説。第1部は各領域の基本的知識を解説し、第2部は問題ごとに、事例をあげて考察。第3部は新たな潮流と課題を提示する。

- 子の利益のための面会交流
- [民法]
- 栗林佳代 著
- A5判・320ページ・本体5,600円+税
- 日本の面接交渉権論を批判的に検討し、フランス法との比較考察を通して新たな解釈論、立法論を提示。訪問権の権利主体と法改正についての具体的検討と丁寧な変遷記述は示唆に富む。
〔第13回尾中郁夫・家族法新人奨励賞受賞〕

- ハーグ条約の理論と実務
- [民法]
- 大谷美紀子 ・西谷祐子 編著
- A5判・338ページ・本体5,200円+税
- 日本のハーグ条約批准から7年。現状と問題点を整理。国内実施法の制度や判例の紹介、さらに離婚や子の監護権・面会交流に関する渉外事件の実務で必須となる考え方を解説。日本と関係が深い5カ国の実施状況を紹介。研究者、弁護士、法務省・外務省担当者の共同研究の成果。
- ハーグ条約と子の連れ去り
- [民法]
- 半田吉信 著
- A5判・282ページ・本体6,800円+税
- 国境を越えた子の連れ去りはいまや深刻な国際問題になっている。ドイツのハーグ条約加盟から現在までの連れ去り事例の経過を取り上げ、加盟に向け準備を進める日本に示唆を与える。

- 養子法の研究 T
- [民法]
- 山本正憲 著
- A5判・302ページ・本体4,500円+税
- 近代養子制度を児童保護・他児養育制度の観点から把握する。家族法の研究解釈、歴史、比較法、実態調査、運動論など多方面から追求した論文集。第一部 養子と里子/第二部 精神養子/第三部 夫婦共同縁組
〔第3回尾中郁夫・家族法学術賞受賞〕
- 養子法の研究 V
- [民法]
- 山本正憲 著
- A5判・326ページ・本体4,000円+税
- 一部 イギリス養子法、二部 実態調査(養子縁組の実態と性格/養子離縁の実態と性格)、三部 連れ子養子の実態とその諸問題(日本の養子縁組の実態/英国の連れ子養子をめぐる諸問題)
- 養子法の研究 W
- [民法]
- 山本正憲 著
- A5判・276ページ・本体3,700円+税
- 一部 比較養子法(1950年イギリス新養子法/フランス養子法概説/ソビエト・ロシアに於ける他児養育制度/ほか) 二部 里子(1980年イギリス里子保護法/我が国および岡山県における里親制度運用の実態) 三部 特別養子制度について