
歴史
- ピース・ナウ沖縄戦
- [歴史]
- 石原昌家 編
- A5判・214ページ・2,200円(税込)
- 意図的な沖縄戦の捏造の動向分析を踏まえ、沖縄を拠点とした「軍事強化」へ警鐘を鳴らす。3.11を契機に「有事」への協力要請が高まるなか、平和創造のためのメッセージを発信する。

- 「慰安婦」問題と戦時性暴力
- [歴史]
- 高良沙哉 著
- A5判・228ページ・3,960円(税込)
- 「慰安婦」問題について、日本の植民地支配との関係、日本の裁判所、民衆法廷が事実認定した被害者・加害者証言の内容、諸外国における類似事例との比較から、被害実態と責任の所在を明らかにする。
〔第9回西尾学術奨励賞受賞〕

- 地域が語る世界史
- [歴史]
- 星乃治彦 ・池上大祐 監修/福岡大学人文学部歴史学科西洋史ゼミ 編著
- A5判・256ページ・2,750円(税込)
- グローバル・ヒストリーと地方史の接近をめざし、歴史学から地域の再定位を試みる。「身近な」「せめぎあう」「つながる」3つの地域の個性を世界史のなかに位置づけ、そこに生きる人々を描きだす。

- 学生が語る戦争・ジェンダー・地域
- [歴史]
- 星乃治彦 監修・福岡大学人文学部歴史学科西洋史ゼミ 編著
- A5判・254ページ・2,640円(税込)
- 現代の大学生が共同でつくりあげた帝国史アラカルト。帝国と地域をキーワードに様々な観点から考察したゼミ生による研究成果を収録。史学研究の多様性と可能性、そのおもしろさを伝える。

- 社会主義国における民衆の歴史
- [歴史]
- 星乃治彦 著
- A5判・274ページ・7,370円(税込)
- 89年以降の新しい史料をもとに「民衆史としての社会主義国史」を展開。ひとつの事例研究を軸に、モスクワと東ベルリン指導部間の関連、それに対する民衆運動のプロセスを分析し、新たな視点から社会主義体制の歴史的総括を試みる。
- ドイツの平和主義と平和運動
- [歴史]
- 竹本真希子 著
- A5判・258ページ・5,830円(税込)
- ヴァイマル知識人のフォーラムであった『ヴェルトビューネ』と『ターゲ・ブーフ』の記事分析を通して20世紀ドイツの平和主義と平和運動史を歴史的に位置づけ、「平和」や「平和運動」とは何かを根源的に問う。


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- 暴力の経験史
- [歴史]
- 今井宏昌 著
- A5判・322ページ・7,040円(税込)
- 暴力の経験は「政治の野蛮化」にどのような影響を及ぼすのか。義勇軍という同じ経験をもちながら、その後はナチ、共和派、コミュニストと別々の政治的立場を歩んだ3名を検討対象に、彼らの経験がもつ歴史的意味を問う。


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- 東ドイツと「冷戦の起源」 1949〜1955年
- [歴史]
- 清水聡 著
- A5判・260ページ・5,060円(税込)
- ドイツ統一から25年。冷戦後の新史料と欧米の先端研究をふまえ、東西ドイツの成立と冷戦秩序の確立に関わる歴史的起源に迫る。「ドイツからの冷戦」論に立脚し、時間軸(ドイツ史)と空間軸のなかで欧米諸国の外交政策を検証。


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- オーストラリアの日本人
- [歴史]
- 長友淳 編
- A5判・252ページ・5,280円(税込)
- 質的調査を通じて移民政策および社会の歴史的変容を克明に分析。第1部は戦前・戦中・戦後の白豪主義下の歴史と記憶を取り上げ、第2部は多文化主義が導入された70年代以降の社会のなかで日本人コミュニティを位置づける。


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