歴史
- 21世紀の東アジアと歴史問題
- [歴史]
- 田中仁 編
- A5判・228ページ・3,300円(税込)
- グローバル大国化した中国の出現による21世紀東アジアの構造変動を基調に、その内実を通時的・共時的に再構成し、日本と中国・台湾・韓国との関係性を照射。東アジアに通用する「歴史の語り」を構想するための素材を提供する。
- 中国外交と国連の成立
- [歴史]
- 西村成雄 編
- A5判・284ページ・3,850円(税込)
- 東アジアにおける中国「大国化」の歴史的起源を太平洋戦争中の国際連合の組織化過程にみる。対日政策との関連や戦争下の外交行動など、中国側のアーカイブズを利用して実証的に検証。第2次大戦末期の国際関係を立体的に再構成する。
- 中国近代東北地域史研究
- [歴史]
- 西村成雄 著
- A5判・526ページ・8,800円(税込)
- 中国近代の歩みのなかで、近代的民族運動とその思想形成という視角から、具体的な歴史過程の実証を通じて東北地域における政治的変革主体形成の諸段階をあとづける。中国近代政治史研究の一環としての東北地域政治史を試論的に提起した労作。
- 孫文・講演「大アジア主義」資料集
- [歴史]
- 陳徳仁 ・安井三吉 編
- A5判・390ページ・6,600円(税込)
- 1924年11月22日上海を出発、24日神戸着、30日出発までの1週間の孫文の足跡を資料でたどる。来日の目的であった「大アジア問題」についての講演を中心にその内容や孫文自身をめぐるマスコミの評価、対応を検証する。外交史料により日本の態度も考察。
- ジェンダーの西洋史〔3訂版〕
- [歴史]
- 井上洋子 ・古賀邦子 ・富永桂子 ・星乃治彦 ・松田昌子 著
- A5判・248ページ・2,640円(税込)
- 仏英米独露の5カ国の18世紀から今日までを対象に、参政権の獲得や法的地位の保障など女性の人権確立を指標に展開。05年以降の動きを補足し、年表や資料を最新データに差し替えた。
- ピース・ナウ沖縄戦
- [歴史]
- 石原昌家 編
- A5判・214ページ・2,200円(税込)
- 意図的な沖縄戦の捏造の動向分析を踏まえ、沖縄を拠点とした「軍事強化」へ警鐘を鳴らす。3.11を契機に「有事」への協力要請が高まるなか、平和創造のためのメッセージを発信する。
- 「慰安婦」問題と戦時性暴力
- [歴史]
- 高良沙哉 著
- A5判・228ページ・3,960円(税込)
- 「慰安婦」問題について、日本の植民地支配との関係、日本の裁判所、民衆法廷が事実認定した被害者・加害者証言の内容、諸外国における類似事例との比較から、被害実態と責任の所在を明らかにする。
〔第9回西尾学術奨励賞受賞〕
- 学生が語る戦争・ジェンダー・地域
- [歴史]
- 星乃治彦 監修・福岡大学人文学部歴史学科西洋史ゼミ 編著
- A5判・254ページ・2,640円(税込)
- 現代の大学生が共同でつくりあげた帝国史アラカルト。帝国と地域をキーワードに様々な観点から考察したゼミ生による研究成果を収録。史学研究の多様性と可能性、そのおもしろさを伝える。
- 社会主義国における民衆の歴史
- [歴史]
- 星乃治彦 著
- A5判・274ページ・7,370円(税込)
- 89年以降の新しい史料をもとに「民衆史としての社会主義国史」を展開。ひとつの事例研究を軸に、モスクワと東ベルリン指導部間の関連、それに対する民衆運動のプロセスを分析し、新たな視点から社会主義体制の歴史的総括を試みる。
- ドイツの平和主義と平和運動
- [歴史]
- 竹本真希子 著
- A5判・258ページ・5,830円(税込)
- ヴァイマル知識人のフォーラムであった『ヴェルトビューネ』と『ターゲ・ブーフ』の記事分析を通して20世紀ドイツの平和主義と平和運動史を歴史的に位置づけ、「平和」や「平和運動」とは何かを根源的に問う。
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