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大学における〈学問・教育・表現の自由〉を問う
[憲法]
寄川条路 編
A5判・96ページ・1,019円(税込)
大学当局が教授に無断で講義を録音し、告発した教授を解雇した「明治学院大学事件」。東京地裁による解雇無効判決にいたるまでの、事件の全貌を明らかにする。事件の概要、裁判所への法学者による意見書、判決文の解説を収録。本来「学問・教育・表現の自由」が保障されるはずの大学界への教訓として公刊。

    
憲法と平和主義
山内敏弘 ・太田一男 著
A5判・470ページ・4,950円(税込)
第一部(山内)では、平和主義をめぐる解釈と運用を概観するとともに、裁判例の展開を通して理論課題を具体的に明らかにする。第二部(太田)では、現代社会における国家間戦争の可能性を問い、そのための軍事力の存在意義の喪失を明示する。

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「安全保障」法制と改憲を問う
[憲法]
山内敏弘 著
A5判・260ページ・4,400円(税込)
新たな安全保障法制によって、日本は「戦争をする国」へと変わるのか。際限のない武力行使に道を拓く一連の法整備・動向を検討するとともに、立憲平和主義の根幹を揺るがす明文改憲への動きについても批判的に考察する。

    

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本当は怖い自民党改憲草案
[憲法]
伊地知紀子 ・新ヶ江章友 編
四六判・244ページ・2,200円(税込)
もしも、憲法が改正されたらどのような社会になるのか!? 改憲が現実味をおびはじめるなか、自民党がどのような国を築こうとしているのかという未来予想図を描く。私たちの生活の変化を念頭に7つのテーマ、5つの論点、2つの全体像にわけてシミュレーションする。

    

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ラディカルに〈平和〉を問う
[憲法] [平和学]
小田実 ・木戸衛一 編
四六判・240ページ・1,760円(税込)
戦後60年を迎えるにあたり、日本が歩んできた軌跡を日本国憲法の原点と理念から根元的に問い直す。希望の原理としての日本国憲法が構想する平和を再認識し、「戦争をする国」に向かいつつある日本へ警鐘を鳴らす。

総批判 改憲論
[憲法]
澤野義一 ・井端正幸 ・出原政雄 ・元山健 編
A5判・202ページ・1,980円(税込)
改憲論の基底となる全体動向とその核心である9条、また統治・人権・教育の各争点まで含め憲法全般にわたり、立憲主義の観点および歴史的・思想的側面から改憲論をトータルに批判・検証した。護憲のための理論的根拠と視座を提示する。
有事法制を検証する
[憲法]
山内敏弘 編
A5判・380ページ・2,970円(税込)
「有事」関連三法案提出の背景とその問題点を、総合的に批判・検証するとともに、有事法制によらない平和構築のオルタナティブを提示する。9.11以後の日米両政府の対応を平和憲法の視座から問い直す。
検証 防空法
[憲法]
水島朝穂 ・大前治 著
A5判・276ページ・3,080円(税込)
「逃げるな、火を消せ」。空襲被害を拡大させた防空法制。この成立、展開、消滅の過程を通じて、空襲被害の深部に潜む構造的問題を解明。防空法制を想起させる設計思想をもつ国民保護法制等の検討にも有益な視点を提示。

        
中絶権の憲法哲学的研究
[憲法]
小林直三 著
A5判・240ページ・5,060円(税込)
「中絶」は胎児の生命を奪いさる「悪」なのか。少壮気鋭の著者が、従来の「中絶権」議論のあり方にメスを入れ「中絶権」の新たな構成を試みる。「性」「生命」に深く迫る研究書。

  
新現代行政法入門(1)〔補訂版〕
室井力 編
四六判・420ページ・2,970円(税込)
人権・民主主義を尊重した憲法を基軸に、公正で効率的な行政をいかに実現するかという視点で解説。行政法の客観的な理解をめざす。行政事件訴訟法の改正や新しい判例を盛りこんで改訂。

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