書籍名 | 少子高齢化と社会政策 |
---|---|
シリーズ | 社会政策II |
著者 |
玉井金五・ 久本憲夫編 |
判型 | A5判 |
頁数 | 284頁 |
発行年月 | 2008年7月 |
定価 | 3,300円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03108-2 |
ジャンル | 社会政策 |
本の説明 |
社会政策の全体像をバランスよく扱う基本書。社会保障の長い歩みを捉え、その経過を検証、危機的状況を打開する針路を示す。平等な社会がゆらぐなかで、大きな分岐に立たされる社会政策の現在を把握するのに最適。 |
目次 |
目 次 はしがき 第1章 少子高齢化 1 少子高齢化の実態 2 少子高齢化の要因 3 少子高齢化は何故社会の問題となるのか 4 少子対策としての家族政策について 第2章 財政・税制 1 戦後復興期の財政 2 高度経済成長期の財政 3 低成長期の財政 4 バブル崩壊後の平成不況期の財政 5 小泉「構造改革」以降の財政 6 財政と社会保障を考える視点 第3章 公 的 年 金 1 高齢社会と公的年金制度 2 公的年金制度のあゆみ―課題の源流を 求めて 3 公的年金制度の現状 4 公的年金制度の課題 5 展 望 第4章 医療保障制度の現状と課題 ―医療における公共性・営利性の両立と 参加型ガバナンス はじめに 1 医療保障制度の確立と発展 2 人口高齢化と低経済成長下における医療 保障制度の見直し 3 2006年医療保険制度・医療提供体制の 構造改革 4 医療法人制度改革における非営利性の 強化と公共性・営利性の両立 5 参加型ガバナンスによる公共性・非営 利性の両立と患者中心の改革―イギリスに おける病院改革,患者・公共参加政策から の示唆 6 むすびにかえて ―日本の医療制度改革の課題と方向 第5章 介 護 保 険 1 問題の所在 2 わが国の高齢者介護保障政策の展開 3 2000年に導入された介護保険制度と その課題 4 介護保険制度創設以後の動きと5年間の 現状分析 5 2005年介護保険制度改正の概要と課題 6 むすびにかえて―わが国における高齢者 介護保障政策の方向性 第6章 最低生活保障と公的扶助 1 日本の社会保障制度における公的扶助 2 公的扶助の範囲と規模 3 生活保護制度の成立と展開 4 生活保護制度の概要 5 生活保護制度の現状 6 被保護者の特徴 7 生活保護制度の財政 8 生活保護制度の将来 第7章 家計から見た経済社会の変動と生活 はじめに 1 極限状況から戦後復興期の生活 2 高度経済成長期の生活 3 安定的成長期からバブル経済期の生活 4 1990年代不況期から現下の生活 終 章 社会政策をとりまく諸問題 はじめに 1 共同体的要素と社会政策 2 人口問題と社会政策 3 東アジア社会政策と日本 4 むすび 索 引 |