書籍紹介

書籍名 共助の稜線
副題 近現代日本社会政策論研究
著者 玉井金五
判型 A5判
頁数 290頁
発行年月 2012年11月
定価 4,400円(税込)
ISBN ISBN978-4-589-03467-0
本の説明 日本的特質である〈共助〉原理をキー概念に、福祉系社会政策の軌跡を追う。地方行政、企業、地域・家族レベルでの展開から生活支援システムを析出し、21世紀の今、その再構築を標榜する。

  

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目次 序 章 課題と方法


◆第T部◆アジア間比較の座標軸

第1章 社会政策のアジア間比較
     ―日本の経験から
第2章 20世紀と福祉システム―日本を中心に
第3章 日本における社会政策の展開と特質
     ―東アジアの比較軸
第4章 21世紀生活保障思想への課題と展望
     ―戦後50年の回顧から
【補論1】20世紀前半期の日本社会政策
      ―『防貧の創造』への書評に答える


◆第U部◆格差・貧困と国民皆保険・皆年金体制

第5章 20世紀後半期の日本社会保障改革
     ―「国民皆保険・皆年金体制」の意味
第6章 日本の「財政調整」型社会保障
第7章 「年金レジーム」の日本的展開
第8章 現代日本のポバティラインを考える
【補論2】日本社会保障改革
     と社会的セーフネット
【補論3】日本福祉国家論争ノート
      ―武川説・田多説に寄せて


◆第V部◆〈都市〉社会政策の生誕と展開

第9章 近代日本常用労働者像に関する覚え書
     ―繊維産業を中心に
第10章 関一と大阪市の先進的社会政策
第11章 国際的視点からみた
    大阪市社会部調査報告
第12章 日雇労働システムと労働行政
     ―大阪の事例を中心に
【補論4】小川喜一の社会政策論


あとがき
索 引
 

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