書籍名 | 総批判 改憲論 |
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著者 |
澤野義一・ 井端正幸・ 出原政雄・ 元山健編 |
判型 | A5判 |
頁数 | 202頁 |
発行年月 | 2005年4月 |
定価 | 1,980円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-02833-6 |
ジャンル | 憲法 |
本の説明 | 改憲論の基底となる全体動向とその核心である9条、また統治・人権・教育の各争点まで含め憲法全般にわたり、立憲主義の観点および歴史的・思想的側面から改憲論をトータルに批判・検証した。護憲のための理論的根拠と視座を提示する。 |
目次 |
はしがき 第T部 改憲論の基底 1 現代改憲論の歴史的本質 2 国会の憲法調査会の総括 3 改憲論における伝統とナショナリズム 4 新自由主義と現代改憲論 5 現代改憲論と公共性 6 日本国憲法の価値と到達点 7 立憲平和主義の展望と9条改憲の策動 第U部 改憲論の核心 1 近代日本の平和思想 2 近代日本のアジア体験 3 集団安全保障・集団的自衛権と憲法の平和主義 4 有事法制の本質 5 戦後安保体制の変容 6 「国際貢献」論の検討 7 21世紀世界の平和運動 第V部 改憲論の争点 <統治> 1 国会「改革」と首相公選制 2 国民統合と直接民主制 3 政党と選挙制度 4 司法「改革」と憲法裁判制導入論 5 地方自治と地方「分権改革」 6 憲法改正国民投票法 <人権> 7 「新しい人権」と改憲論議 8 外国人の地方政治参画の権利 9 家族とジェンダー 10 内心の自由と日の丸・君が代 11 政教分離と靖国問題 12 治安強化と人権 13 福祉と労働の権利 <教育> 14 教育基本法「改正」批判 15 国立大学法人化のなかの大学の自治 16 私学助成は憲法違反か あとがき 特別寄稿 一つのこだわり 上田勝美先生の略歴・主要著作 執筆者紹介 |