書籍名 | 右翼と福祉 |
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副題 | 異形の“底辺にむかう志”と福祉現況へのメッセージ |
著者 |
小倉襄二著 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 250頁 |
発行年月 | 2007年11月 |
定価 | 4,180円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03059-7 |
本の説明 |
戦時厚生政策の暗部としての右翼・ファシズムとの相関について資料をもとに解明する。キリスト者と福祉にも言及。ファシズムの影、福祉状況のいまに対して強い懸念をもつ著者のメッセージ。 この書籍は品切につき入手できません |
目次 |
@右翼と福祉-異形の“底辺にむかう志”を問う- 1 日本ファシズム史・統制・戦時厚生政策の背後(1) 2 日本ファシズム史・統制・戦時厚生政策の背後(2) 3 日本ファシズム史・統制・戦時厚生政策の背後(3) A「ファシズム」論と戦時厚生政策の交点 1 「ファシズム」論と戦時厚生政策の交点 ―研究の枠ぐみへの試論― 2 天皇制と社会事業― ―なぜ“福祉”なのか― 3 『国家主義団体の理論と政策』 ―「右翼」の福祉関連へのテーゼ その解説として― 4 「戦時厚生事業」の論理 ―ファッショ化と社会事業の変質― B戦時厚生政策への「抵抗」の問題 1 戦時下のキリスト教社会事業と「抵抗」について ―プロテスタント社会福祉史のなかで― 2 昭和初期におけるキリスト教社会事業の 論理とその到達点 3 戦時厚生政策とキリスト者の社会事業論理 ―抵抗不在のメカニズム― C補論―〈書評〉からの視座― 1 大貫恵美子 『ねじ曲げられた桜―美意識と軍国主義―』 2 藤野 豊『日本ファシズムと優生思想』 3 阿部謹也『ヨーロッパを読む』 |