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書籍名 | ドイツ表現主義の世界 |
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副題 | 美術と音楽をめぐって |
著者 |
神林恒道編 |
判型 | A5判 |
頁数 | 342頁 |
発行年月 | 1995年1月 |
定価 | 3,740円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-01837-3 |
本の説明 |
「眼に見えないものを眼に見えるようにする」−ドイツ表現主義の歴史と今日的意義を多面的・全体的に考察する。建築、デザイン、映画、舞台も含めた分野ごとにその代表的な作家やグループ、作品をテーマ(30編)にエッセイ風に展開。 この書籍は品切につき入手できません |
目次 |
まえがき 序 表現主義とは何か 1 表現主義―その時代と概念 2 表現主義の精神的背景 T 表現主義の展開 1 表現主義への助走:世紀転換期の芸術家コロニーから 2 表現主義の女流画家 3 芸術家グループ〈ブリュッケ〉 4 ユートピアを求めて:「ブリュッケ・スタイル」の意味するもの 5 偉大な孤立者 ノルデ 6 大地の魂との交流バールラハ 7 《青騎手》―年刊誌・展覧会―新たなる芸術総合の試み 8 カンディンスキー―『芸術における精神的なもの』の探究 9 《芸術―自然―自我:色彩の発見》:チュニジア旅行のクレーとマッケ 10 《動物の運命》―マルクと黙示録的絵画 11 世紀転換期の音楽:ツェムリンスキーの《抒情交響曲》 12 伝統的調性音楽からの「脱世界」:表現主義的無調音楽の世界 13 《赤いまなざし》、深い精神的危機感に裏打ちされた 「内的必然性」の親しい交友関係:シェーンベルクとカンディンスキー 14 月に酔い痴れたピエロは血の幻想を視る:シェーンベルク 15 回帰的爛熟と発展的飛躍:ベルクとヴェーベルン 16 個人主義の反乱:〈ドイツ工作連盟〉の芸術家たち 17 ベルリンの求心力 U 表現主義の変容と終焉 1 第一次世界大戦と芸術家たち 2 表現主義の建築「建築とファンタジー」 3 表現主義の舞台「舞台芸術の復権」 4 表現主義の映画「歪みと陰影」 5 バウハウス「ユートピアからの転向」 6 音構成の論理学/表現主義音楽の終焉:十二音音楽 7 表現主義の変容と終焉 8 表現主義とナチズム V 表現主義の再生―表現主義を超えて 1 「新しい絵画」の誕生 2 芸術都市ベルリンの再発見 3 知と歴史の画家 アンゼルム・キーファー あとがき 収録図版一覧 |