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| 書籍名 | 人権としての社会保障 |
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| 副題 | 人間の尊厳と住み続ける権利 |
| 著者 |
矢嶋里絵・ 田中明彦・ 石田道彦・ 高田清恵・ 鈴木靜編 |
| 判型 | Ａ５判 |
| 頁数 | 332頁 |
| 発行年月 | 2013年6月 |
| 定価 | 6,930円（税込） |
| ISBN | ISBN978-4-589-03530-1 |
| ジャンル | 社会保障法 記念論集・個人全集・講座 |
| 本の説明 |
井上英夫先生退職記念論文集 人権としての社会保障の確立をめざして、新たな社会保障像の探究を試みた論考集。人間の尊厳を重んじ、社会保障法学の発展に尽力された井上英夫先生の退職を祝して、総勢38名が寄稿。  
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| 目次 |
はしがき ◇Ⅰ◇憲法・国際人権法と人権としての社会保障 井上社会保障法論について―生存権議論との関連 …………………………木下秀雄 社会保障裁判における人間の尊厳と最低生活保障 の発展と課題―宮岸訴訟、高訴訟を中心に …………………………田中明彦 小川政亮「社会保障の権利」論の課題と展望 …………………………藤澤宏樹 人権の「政策アプローチ」と人権指標の活用 …………………………棟居徳子 在日朝鮮人の民族的アイデンティティの再構築 …………………………金 仙花 ◇Ⅱ◇医療保障の課題 医療保険における混合診療禁止法理の検討 …………………………工藤浩司 零細企業労働者の医療保険と国民皆保険 ………………………河野すみ子 医療制度への参加と医療制度の利用者の権利 ………………………原田啓一郎 「医療を受ける者の利益」の多段階的実現 …………………………石田道彦 ◇Ⅲ◇社会福祉サービスの課題 介護保険法と営利化政策 ―２つの事件から見える営利化政策の弊害 …………………………曽我千春 高齢者の「地域で暮らし続けたい」との思いを実現する方法 ―「ライフダメージ」に視点をおいた アセスメントの必要性 ………………………久保美由紀 自己決定を保障する高齢者ケア ………末永睦子 法は知的障がい者をいかに位置づけたのか …………………………矢嶋里絵 「健康で文化的な最低限度の生活」保障と 介護保障―石田訴訟等を題材にして …………………………鈴木 靜 難病ＡＬＳ患者の生存権を保障する療養環境の変遷と患者会―「日本ＡＬＳ協会」活動の事例から …………………………小林明子 社会福祉における権利擁護 （アドボカシー）の概念 ……………渡邊かおり 社会福祉の権利と公的責任 ―スウェーデンにおける最高行政裁判所判例を 素材として …………………………高田清恵 ◇Ⅳ◇医療・福祉の〈にない手〉をめぐる問題 看護・介護職員は同一労働の担い手 ―看護・介護労働の本質から見た 専門職養成政策の諸問題（日本の場合） …………………………高木和美 我が国における介護人材育成の現状と課題 ―人権のにない手としての 対人援助職の育成とは ……………森山 治 児童福祉施設長の財産管理権について …………………………大原利夫 社会福祉士の福祉観に関する一考察 ―アンケート調査から導かれる社会福祉基礎構 造改革路線の追認化現象 …………阿部 敦 東日本大震災から見る社会福祉対象者の状況と 福祉施設等の課題 ………………………都築光一 ◇Ⅴ◇人権としての社会保障の確立にむけて 人権としての社会保障確立の課題 ―生存権裁判を中心に ………………井上英夫 ◇Ⅵ◇コラム 黄金率 ……………………………………吉田利宏 年金問題研究会 …………………………橋本明夫 「社会保険」の「社会保障」としての 性格について …………………………川崎航史郎 事例研究 大学非常勤講師の雇用と社会保障 …………………………濱畑芳和 イギリス医療保障法（学）と「健康権」 …………………………国京則幸 井上英夫先生と弁護士の僕 ……………奥村 回 井上英夫先生と出会う …………………娜 拉 井上英夫先生のご退職に寄せて ―大きな旗を振る人はいずこに ……嶋田佳広 上海非営利団体による在宅介護参入に因んで …………………………劉 晴暄 中国南通市通州区ハンセン病回復村への現地調査 …………………………劉 江橋 「従軍慰安婦」か「日本軍慰安婦」か ……………………金 グァノン 小鹿島は人権の宝島 …………………………金 榮泌 士族福祉論の系譜 ―「救貧より防貧」の思潮を生んだ加賀百万石 リストラ士族たちの意地 …………平野 優 留学生の私と井上先生の付き合い ………………リム・テーテング 広島で被爆者の話をお聞きして ……………ポウリナ・ピエール 井上英夫先生 略歴及び研究業績 |
