
- 世界の憲法本
- 憲法理解を深める49の本
- 著者:大林啓吾編
- 定価:6490円(税込)
- 判型・頁数:A5判・440頁
- 「法や国家はどのように形成・発展するのか」「司法審査のあり方」「表現の自由はなぜ重要か」といった各国共通の憲法問題について知的基盤を提供する書籍を解説。ロックやルソーといった古典から、憲法学を新たな地平に導こうとするアッカーマン、サンスティン、ポズナーの著作など多岐にわたってとりあげる。

- 第3巻 プライバシー
- [講座 情報法の未来をひらく:AI時代の新論点]
- 著者:山本龍彦監修/音無知展・山本龍彦編
- 定価:4180円(税込)
- 判型・頁数:A5判・314頁
- 新たな自由概念〈メンタル・プライバシー権〉、アバターの肖像権、裁判例・答申例に基づく個人情報の「適正な取扱い」の内容の具体化、日本の主要なプライバシー権論の根源的対立の解明、諸外国のプライバシー保護法制やデータ・ローカライゼーション規制など、多様な内容を含む。

- 現代の諜報・捜査と憲法
- 自由と安全の日独比較研究
- 著者:小西葉子著
- 定価:8470円(税込)
- 判型・頁数:A5判・424頁
- 安全保障(テロ対策)目的による国家の情報収集活動は、どのように統制されるべきか。ドイツにおける立法の展開、裁判例および学説も参照し、また各統治機構の機能・役割の分析を踏まえてあるべき統制システムの構想を提示する。

- 違法・不当な行政からの権利救済
- 著者:水野武夫著
- 定価:3740円(税込)
- 判型・頁数:A5判・292頁
- 長年、弁護士として行政・税・環境に関する訴訟に携わったほか、行政事件訴訟法改正の際に日弁連からの委員として政府の検討会に参加するなど多方面で活躍した水野武夫弁護士の単著論文集。行政訴訟に携わる弁護士と税法学研究者が各論考に補遺を付す。

- 複数行為者の不法行為責任に関する考察
- 民法719条1項後段の責任の意義と限界
- 著者:尾藤司著
- 定価:6820円(税込)
- 判型・頁数:A5判・294頁
- 建設アスベスト訴訟等、複数の原因が関与する事例において、損害賠償責任の主体となり得るのは誰か。理論史研究やドイツ法との比較法研究をふまえた上で、因果関係の推定の正当化根拠を明らかにし、民法719条1項後段の意義や適用射程について考察を深める一冊。
- 18歳からはじめる国際法
- [〈18歳から〉シリーズ]
- 著者:佐藤哲夫・渡辺豊・中西優美子編
- 定価:2420円(税込)
- 判型・頁数:B5判・112頁
- 国際社会のルールはどのようなものであり、どのように守られているのだろうか。最近の国際状況も踏まえて、国際法の基礎を易しく解説する入門書。コラムや資料、語句解説を活用し、法律学や国際法になじみのない読者でも取り組みやすいように工夫を凝らす。

- アクティブラーニング国際人権法
- 学び、考える日本の実践
- 著者:小坂田裕子・齋藤民徒・谷口洋幸・棟居徳子編
- 定価:2750円(税込)
- 判型・頁数:A5判・260頁
- 概説型・知識伝達型ではなく、現状を考えるきっかけや、さらなる問いを発見する素材を提供する新しいタイプのテキスト。ディスカッションテーマから導入し、当該テーマを考える上で不可欠の委員会意見、判例、学説等を紹介した上で、発展的な学習課題を提示。
- 生きた労働安全衛生法
- 成り立ちと運用実態
- 著者:三柴丈典著/日本産業保健法学会協力
- 定価:3080円(税込)
- 判型・頁数:B5判・220頁
- 『コンメンタール労働安全衛生法』の姉妹書。同書より、主要な裁判例、行政官による監督指導状況、事業場での実施状況を抽出。さらに、主要な事件には、安全衛生の専門家による「判決への賛否」「未然防止策」の2点を掲載した。

- コンメンタール 労働安全衛生法
- 著者:三柴丈典編/日本産業保健法学会協力
- 定価:16500円(税込)
- 判型・頁数:B5判・1584頁
- 労働安全衛生法の体系書。各条文の趣旨のほか、制度史、適用の実際(関係判例、監督指導実務)、関係規定にも言及。規制の趣旨と課題を深く理解し、法目的の実現に向けて努力するという理念が込められた大著。編者が独自に整理再編した概要を付した。
- 入門 社会保障法
- [Basic Study Books]
- 著者:三輪まどか・廣田久美子編著
- 定価:2750円(税込)
- 判型・頁数:A5判・254頁
- 「病気・ケガ・育児のために休職を余儀なくされる」「障害により就労が困難になってしまった」、「生活に困窮している」「高齢により介護や支援が必要になった」……人がライフステージで経験・遭遇する出来事に即して、社会保障制度の仕組み・目的・手続きを解説。

- 日本における「近代政党」の誕生
- 戦前期島根県における憲政会・民政党勢力の展開
- 著者:杉谷直哉著
- 定価:7040円(税込)
- 判型・頁数:A5判・294頁
- 「近代政党」の基盤たる地方組織はいかに形成されたのか。本書は島根県に焦点を当て、若槻礼次郎の個人後援会を中心に憲政会・民政党の組織網整備の経緯を解明する。また若槻が立身出世を体現する人物として定着した経緯から、政治家と社会の関係も考察する。

- 日米欧三極関係の成立
- 「長い70年代」における国際秩序の刷新
- 著者:黒田友哉・森靖夫・倉科一希編著
- 定価:6050円(税込)
- 判型・頁数:A5判・368頁
- 1970年代に、サミット、日米欧三極委員会、GATT東京ラウンドといった日米欧を中心とする政治・経済面での協調はどう模索されたか。本書は、日米欧それぞれの視点、かつ政治、経済、軍事など多角的視点から新たな国際秩序の模索を検討し、その全体像を解明する。

- 医療政策学
- 制度と論点
- 著者:宗前清貞編
- 定価:3520円(税込)
- 判型・頁数:A5判・268頁
- 政策や制度としての医療を学ぶ教科書。第T部は制度としての医療を構成する必須要素、第U部は論点・争点としての医療問題を論じる。医療にかかわる利害対立がどのように調整されていったのかを考えることで、医療をより高い解像度で理解する。
- はじめての国際政治経済学
- アクティブ・ラーニングで学ぶ理論と政策の基礎
- 著者:吉沢晃編
- 定価:2970円(税込)
- 判型・頁数:A5判・272頁
- 国際政治経済学を学ぶ入門書。第T部で国際政治経済学の理論や分析視角を学び、第U部で主要政策領域について論じる。各章に討論・学習上の問いを設置し、アクティブ・ラーニングを促す。重要論点を学ぶコラムも収録。

- 国際関係論へのファーストステップ〔第3版〕
- 著者:中村都編著
- 定価:2860円(税込)
- 判型・頁数:A5判・254頁
- 貧困・紛争・資源収奪・環境破壊など地球社会が抱える問題を、23のテーマごとに簡潔に解説。コロナ禍後の国内外の重要な情勢変化をふまえて全面改訂。世界と日本の現実の一端を知るための、環境と平和をテーマにした入門書。

- CSO/NGOの国際開発協力
- 対等なパートナーシップへの挑戦
- 著者:高柳彰夫著
- 定価:5390円(税込)
- 判型・頁数:A5判・230頁
- 国際開発協力を進める上で重要なアクターであるCSO(とくに南側の市民社会組織)は役割を拡大する一方、援助国政府や北側CSOとの間で「下請け」に成り下がっていないか。OECD・DAC市民社会勧告、CSO内部での議論、カナダの政策等から現状を分析し課題を提起。
- 国際秩序のなかの「一帯一路」
- 歴史、地域・国際関係、領域からの視座
- 著者:浅野亮編著
- 定価:5060円(税込)
- 判型・頁数:A5判・360頁
- 急速に力をつけ新興超大国となった中国の国際的影響力は広い領域に及び、超大国アメリカとは対立と協力が併存する相矛盾した側面がある。本書は、「一帯一路」政策のプラス面だけでなくマイナス面をも取り上げ、変容する国際秩序との関わりを明らかにする。

- 北海道をひらく平和学
- 私たちの〈いま〉をとらえる
- 著者:清末愛砂・阿知良洋平編
- 定価:2420円(税込)
- 判型・頁数:A5判・160頁
- 宗教・自然・技術・開発を含む開拓史、軍事化とそれに抗う「平和のうちに生存する権利」(平和的生存権)の多面的な読み直し、ジェンダー化された規範や優生思想等に基づく諸暴力、軍事研究、貧困、移住労働者を含む外国籍住民との共生、メディアのあり方といったアプローチから、植民地支配に起因する諸々の差別構造の解明を試みる。

- 希望をつくる経済政策入門
- 日常から学ぶ日本経済論
- 著者:岩佐和幸・大貝健二編著
- 定価:3080円(税込)
- 判型・頁数:A5判・304頁
- 経済政策を「広義の経済」を対象とする公共政策と捉え、生活を支える現場から世界とつながる現場まで視野を広げながら、政策形成の背景や立案・遂行過程、そして実施後の影響までを詳解。批判的検証に留まらず、解決への実践も取り上げ希望をつくる糸口を示す。
- マルクス経済学で考えたい人のための経済原論入門講義
- 著者:高橋勉著
- 定価:3080円(税込)
- 判型・頁数:A5判・312頁
- これを読めばマルクス経済学を勉強したくなるという意図のもと書かれた入門書。各章の冒頭に、ここでは何を学ぶか、ポイントは何かを課題として設定し、まるで大学で講義を受けているようなリズムで経済原論をやさしく紐解く。マルクス経済学の理論に基づいて資本主義経済の本質を考える。

- 関西大衆食堂の社会史
- 「餅系食堂」からみた都市移動と立身出世
- [Social History of Japan 2]
- 著者:奥井亜紗子著
- 定価:3300円(税込)
- 判型・頁数:A5判・254頁
- うどんや丼等の飲食に加えて店頭でおはぎや赤飯を販売した「餅系食堂」は、京阪神都市圏の下町商店街に典型的な「昔ながら」の大衆食堂である。本書は、この餅系食堂のモノグラフを通して戦後日本の都市移動と家族変動および地域社会の姿を描き出す。

- 〈産みの親〉と〈育ての親〉
- [〈家族〉のかたちを考える@]
- 著者:比較家族史学会監修/床谷文雄・宇野文重・梅澤彩・柴田賢一編
- 定価:5500円(税込)
- 判型・頁数:A5判・276頁
- 危機的妊娠や予期しない妊娠によって生まれた子の〈産み〉と〈育て〉をめぐる現状・課題を踏まえ、〈親〉という存在がいかなる歴史と地域の文脈で捉えられるのかを論究。豊富な歴史的事例を素材に行為体の多様性やコミュニティの厳しい「まなざし」・倫理観を問い直す。

- 貧困に対する支援
- [社会福祉を学ぶ50の扉]
- 著者:岩永理恵・野田博也編著
- 定価:2750円(税込)
- 判型・頁数:B5判・216頁
- 貧困、生活困窮者に対する支援について、知っておきたい50の項目(1項目基本4頁構成)に分けてわかりやすく解説。学びの状況に合わせ、知りたいところから学ぶことができる。社会福祉士養成課程科目「貧困に対する支援」のカリキュラム内容に準拠した内容。

- 高齢者福祉
- [社会福祉を学ぶ50の扉]
- 著者:竹本与志人・神部智司・杉山京編著
- 定価:2750円(税込)
- 判型・頁数:B5判・216頁
- 高齢者福祉の基本を、知っておきたい50の項目(1項目基本4頁構成)に分けてわかりやすく解説。学びの状況に合わせ、知りたいところから学ぶことができる。国家資格である社会福祉士養成課程科目「高齢者福祉」のカリキュラム内容に準拠した内容。

- 障害者福祉
- [社会福祉を学ぶ50の扉]
- 著者:木下大生・與那嶺司編著
- 定価:2750円(税込)
- 判型・頁数:B5判・224頁
- 障害者福祉の基本を、知っておきたい50の項目(1項目基本4頁構成)に分けてわかりやすく解説。学びの状況に合わせ、知りたいところから学ぶことができる。国家資格である社会福祉士養成課程科目「障害者福祉」のカリキュラム内容に準拠した内容。
