- ゼロからはじめる法学入門〔第3版〕
- 著者:木俣由美著
- 定価:2640円(税込)
- 判型・頁数:A5判・238頁
- ユーモアに富む語り口で、法とは何か、法律の役割とは何か、を知識ゼロの水準から丁寧に説く好評書の改訂版。拘禁刑創設や性犯罪に関する刑法改正、所有者不明土地問題に対処する民法・不動産登記法改正、離婚後共同親権の法改正等を反映させつつ記述を改めた。
- もっと問いかける法哲学
- 著者:瀧川裕英編
- 定価:2750円(税込)
- 判型・頁数:A5判・274頁
- 今日の論争的テーマをとりあげ、賛否両論を丁寧に解きほぐし、法哲学の基礎から応用までを学ぶユニークなテキスト。『問いかける法哲学』の続編。ワクチン義務化、男性育休義務化、AI裁判官など問いかけるテーマを一新。
- 法思想史を読み解く〔第2版〕
- 古典/現代からの接近
- 著者:戒能通弘・神原和宏・鈴木康文著
- 定価:3190円(税込)
- 判型・頁数:A5判・260頁
- 自然法・自然権思想を軸に古代ギリシアから20世紀前半のアメリカに至る法思想を整理する好評書の第2版。近年の政治思想史分野で研究が進む共和主義の思想を本文・コラム等で補いつつ、より多角的な視点から現代日本法が依拠する法思想史全体を解説。
- 憲法のちから〔第2版〕
- 身近な問題から憲法の役割を考える
- 著者:中富公一編著
- 定価:2640円(税込)
- 判型・頁数:A5判・238頁
- SNSにどこまで書き込むことができるか? 各章冒頭で対話による導入を図り、資料を用いて解説するなど工夫を凝らす好評書の改訂版。ロシアのウクライナへの侵略、官邸主導体制や政治と金の問題、家族・人権めぐる最新判例等をアップデート。
- 二一世紀の平和憲法
- 改憲論批判と平和・人権保障の展望
- 著者:憲法研究所・上田勝美編
- 定価:7920円(税込)
- 判型・頁数:A5判・336頁
- 憲法的危機の現況を解明するとともに、憲法の今日的意義を改めて追及する視点で論点を精査し、理論的に検討。「改憲論」「平和憲法の思想的源流」「安全保障」「人権」「統治制度」の5部20論考。故田畑忍先生創設の憲法研究所創設60周年記念出版。
- こうして勝ち抜いてきた税務争訟の闘い方
- 調査立会・不服申立て・訴訟
- 著者:山本洋一郎著/三木義一聞き手
- 定価:4400円(税込)
- 判型・頁数:A5判・322頁
- 勝訴率60%!? 争訟の思考構造と判断基準を、4つの闘うための基本原理を柱に対話形式で指南。日本初の納税者勝訴判決の「税額控除否認事件」、課税実務を根底から砕いた「弁護士必要経費事件」、青色申告承認取消再調査申立てなど実例22件を展開。
- ヨーロッパ契約法〔第2版〕
- 著者:ハイン・ケッツ著/潮見佳男・中田邦博・松岡久和・長野史寛監訳
- 定価:14300円(税込)
- 判型・頁数:A5判・608頁
- 比較法の巨匠・ケッツ教授がヨーロッパに存在する契約法の共通性を析出し、それを教育するために執筆した教科書の完全版。比較法の文脈を知ることで日本の契約法を深く理解することができる。ケッツ教授の指示により原著刊行以降の法状況に基づいて補訂した最新版。
- 刑事政策をつかむ
- 著者:松原英世・平山真理・森久智江・前田忠弘著
- 定価:2640円(税込)
- 判型・頁数:A5判・224頁
- 犯罪と社会のかかわりに注目し、犯罪という問題にどのように対応すべきかを考える刑事政策の入門書。犯罪とはなにかを論じたうえで、犯罪をした人への処遇、犯罪被害者といった様々な論点から刑事政策を多角的に学ぶ。
- EU基本権の体系
- 著者:中西優美子著
- 定価:4290円(税込)
- 判型・頁数:A5判・368頁
- EUの権限拡大、EU基本権憲章、EU司法裁判所の判例における基本権の内容、EUと構成国の関係、EU基本権と欧州人権条約、EU対外関係、実施など、EU基本権を詳細かつ包括的に論じた初めての理論体系書。
- 18歳から考えるワークルール〔第3版〕
- [〈18歳から〉シリーズ]
- 著者:道幸哲也・加藤智章・國武英生編
- 定価:2640円(税込)
- 判型・頁数:B5判・128頁
- 仕事を探し、働き、辞めるまでの多様な局面に求められる基礎知識と法的・論理的思考の修得をめざす好評書の改訂版。ブラックバイトや労働時間規制等のコラムを挿入。各所で最新の統計データも紹介。各章の理解度を確認するQRも付す。法改正等を踏まえて全面改訂。
- 18歳からはじめる環境法〔第3版〕
- [〈18歳から〉シリーズ]
- 著者:大塚直編
- 定価:2530円(税込)
- 判型・頁数:B5判・102頁
- 環境法の機能と役割を学ぶための入門書。公害・環境問題の展開と現状を整理し、環境保護にかかわる法制度の全体像を概観する。第2版刊行(2018年)以降の関連動向や判例法理の展開をふまえた改訂版。
- 原敬と大隈重信
- 早稲田の「巨人」を超える 一八八一〜一九二二年
- [日本史のライバルたち@]
- 著者:伊藤之雄著
- 定価:3300円(税込)
- 判型・頁数:四六判・318頁
- 大隈重信と原敬は、英国風政党政治や協調外交という理想、薩長への対抗心など共通点が多いものの、対立していたのはなぜか。本書では、二人の不幸な「出会い」から始まり、一八歳年長の大隈を反面教師として原が自己革新して成長していく過程を辿る。
- ジェンダー・クオータがもたらす新しい政治
- 効果の検証
- 著者:三浦まり編
- 定価:4620円(税込)
- 判型・頁数:A5判・272頁
- 各国で導入されているジェンダー・クオータが実際にどのような効果を持っているのかを、女性議員の数だけでなく、女性議員の多様性、男女の議員行動の変容、政策の進展、世論の変化等を含めて包括的に論じる。役員クオータとクオータの経済効果の議論も収録。
- はじめて向きあう韓国
- 著者:浅羽祐樹編
- 定価:2310円(税込)
- 判型・頁数:四六判・208頁
- 歴史や政治といった面で対立しつつも、韓ドラや芸能で日本を惹きつける韓国。好むと好まざるにかかわらず付き合っていかなければならない隣国にどう向き合うべきかを、政治・経済・社会・文化の様々な論点から考える。
- 公務員の人事制度改革と人材育成
- 日・英・米・独・中の動向を踏まえて
- 著者:坂本勝著
- 定価:5390円(税込)
- 判型・頁数:A5判・244頁
- 各国における公務員の人事制度改革と人材育成の動向を国際比較の視点で検討する。第T部で公務員任用後の人事制度改革を主に検討し、第U部では公務員制度と高等教育制度との「連関」の重要性に着目し、公務員教育の問題を中心に考察。日本の公務員人材育成への課題と提言をする。
- 入門SDGs
- 持続可能な開発の到達点と2030年への課題
- 著者:高柳彰夫・須藤智徳・小坂真理編著
- 定価:3300円(税込)
- 判型・頁数:A5判・274頁
- SDGsに先立ち展開していた人間開発・社会開発の議論の蓄積、「共通だが差異ある責任」等の地球環境保全のための国際協力の制度、開発経済学の分析枠組みといったSDGsの基盤となる理論や歴史をおさえつつ到達点と2030年への課題を論じる。社会、経済、環境の各分野で総論から各論までを整理。
- 日米グローバル経営史
- 企業経営と国際関係のダイナミズム
- 著者:西村成弘著
- 定価:2970円(税込)
- 判型・頁数:A5判・276頁
- 日米では、いかなる企業経営が展開してきたのか。本書は、19世紀末から21世紀初頭までの日米の企業経営の歴史を、相互に絡み合う関係に注目して描く。また各時代のトピックスの理解を進めつつ、企業経営の歴史的な流れが容易に把握できるように叙述する。
- 入門 人的資源管理論
- [Basic Study Books]
- 著者:佐藤飛鳥・浅野和也・橋場俊展編著
- 定価:3190円(税込)
- 判型・頁数:A5判・268頁
- 人的資源管理とは何か。本書は、現代日本の労働政策や制度(労使関係や社会保障)の意義や実態、働く現場で起こり得る労働問題やその背景構造までを網羅する。充実した重要語句解説や補足説明などとともに、最新の情報とともに分かりやすく解説する。
- 生産マネジメント論
- 著者:具承桓編
- 定価:3080円(税込)
- 判型・頁数:A5判・276頁
- 生産マネジメントは、モノづくりを中心とするビジネス活動そのものである。本書はこれらの基礎を体系的に解説し、企業活動における生産の仕組みを様々な生産システムの発展、生産方式、戦略まで最新の情報と実態を踏まえ詳述。生産計画の意義や流れを理解する。
- 生活リスクマネジメントのデザイン〔第3版〕
- リスクコントロールと保険の基本
- 著者:亀井克之著
- 定価:2640円(税込)
- 判型・頁数:A5判・164頁
- 日常生活におけるリスクマネジメントの基本的な考え方や、リスクコントロール(予防)などの対応を、イラストや図表を使って簡潔明瞭に解説。頻繁に発生する自然災害など第2版以降の状況に対応して加筆修正した最新版。
- 新自由主義時代のオーストラリア多文化社会と市民意識
- 差異を超えた新たなつながりに向けて
- 著者:栗田梨津子著
- 定価:5500円(税込)
- 判型・頁数:A5判・232頁
- 新自由主義化するオーストラリア多文化社会。先住民性、難民性、白人性という概念の擬制的性格を念頭におきつつ各々の歴史的背景や市民意識の現状と課題を詳細に分析。都市部調査から浮かび上がった差異を超える連帯に注目し、日本の多文化共生にも示唆を与える。
- 社会政策入門
- これからの生活・労働・福祉
- [Basic Study Books]
- 著者:石井まこと・所道彦・垣田裕介編著
- 定価:2860円(税込)
- 判型・頁数:A5判・238頁
- 従来の教科書にはない学生(読者)目線で、社会を生きていく上で重要な知識や考え方を身につけられるように、ライフステージ別で起きる生活・労働・福祉の問題を事例を踏まえて、現行制度の使い方、問題点、新しい制度の作り方などを理解できるように工夫した。
- ソーシャルアクション・モデルの形成過程
- 精神保健福祉士の実践を可視化する
- [社会福祉研究叢書3]
- 著者:小沼聖治著
- 定価:4400円(税込)
- 判型・頁数:A5判・208頁
- 精神保健福祉士にとって、行政機関に働きかけ社会福祉制度やサービスの改善・開発を目指すソーシャルアクションの技術は必要不可欠である。精神保健福祉士の現状やソーシャルワークの価値・倫理観にも触れつつ、その実践方法を紹介する。
- 自動運転事故の責任は誰にあるのか
- 新技術をめぐる過失割合の検証
- 著者:岡本満喜子著
- 定価:3740円(税込)
- 判型・頁数:A5判・280頁
- 本書は交通事故の民事責任に焦点を当て、従来の過失責任割合の仕組みを検証した上で、一般的な人々が妥当と感じる責任の感覚と裁判所の基準の相違を示す。具体的かつ実務的な問題として急務となる新技術導入に伴う紛争解決と、今後の制度の在り方について、検討と提言を行う。
- 日本の内航海運と事故防止
- 事業者の安全への取り組みと国の制度
- 著者:竹本七海著
- 定価:6490円(税込)
- 判型・頁数:A5判・272頁
- 内航海運の事故防止と安全向上のためにすべきこととは何か。内航海運業の歴史的発展過程を考察し、日本の内航海運業の特質を明らかにしたうえで、船舶事故と労働災害の分析、安全確保に関する公的制度と事業者による安全対策を検討する。
- 神と妖怪の防災学
- 「みえないリスク」へのそなえ
- 著者:田知紀著
- 定価:3190円(税込)
- 判型・頁数:A5判・208頁
- 巨大地震や暴風雨などの自然災害に対して、地域社会はどう備えるのか。日常風景に隠れるリスクを重視する本書では、日本で語り継がれる神と妖怪に着目し、人々が自然災害リスクを認識し、「語ること」と「祈ること」を通した地域防災活動の実践に関する知見を提示する。
- 摂津・河内・和泉の戦国史
- 管領家の分裂と天下人の誕生
- [戦国時代の地域史@]
- 著者:天野忠幸編著
- 定価:3080円(税込)
- 判型・頁数:A5判・272頁
- 戦国時代の首都圏を構成した摂津・河内・和泉。京都盆地に代わり勃興する大阪平野は、畠山氏・細川氏・三好氏・織田氏・豊臣氏の興亡の舞台となり、自治都市堺や大坂寺内町を中心に繁栄し、茶の湯などの文化も生んだ。本書では、宗教・文化・経済・交通・城郭も取り上げ、重層的な戦国史像を構築する。
- 播磨・但馬・丹波・摂津・淡路の戦国史
- 畿内と中国の狭間で続いた争乱
- [戦国時代の地域史A]
- 著者:渡邊大門著
- 定価:2970円(税込)
- 判型・頁数:A5判・224頁
- 播磨、但馬、丹波の一部、摂津の一部、淡路という広大な地域であった兵庫県域の戦国・織豊時代とはいかなるものだったか。応仁・文明の乱から関ヶ原合戦に至る政治史を軸に、宗教文化、流通経済、民衆文化、城郭なども取り上げ、重層的な戦国史像を構築する。
- 成句・故事成語ではじめる中国史
- 古代から現代まで
- 著者:山崎覚士著
- 定価:3300円(税込)
- 判型・頁数:A5判・240頁
- 中国史ってムズカシイ、というイメージを持つ人は多い。そこで本書では、各時代を表す成句・故事成語を一つ取り上げて、そこから中国の歴史や文化を学ぶ。殷周時代から中華人民共和国までを通史的に概観する。中国史に関する教養を身に付けるための道案内。
- 保育リーダーシップ評価スケール PAS
- よりよい園運営のために
- 著者:テリ N. タラン・ジル M. ベラ・ポーラ・ジョルデ・ブルーム著/埋橋玲子監訳/鈴木健史・岩渕善美・亀山秀郎・岡部祐輝・根栄美訳
- 定価:2200円(税込)
- 判型・頁数:B5判・98頁
- 保育施設の長(園長)のリーダーシップを評価する米国の指標を邦訳。採用やリスク管理等の25項目により、人間関係・子どもの教育・組織管理上のリーダーシップを測定し、保育者の資質向上につなげる。ECERS-3との併用で保育の質をより広範に把握できる。
- 日本国際経済法学会年報第33号
- [日本国際経済法学会年報]
- 著者:日本国際経済法学会編
- 定価:4510円(税込)
- 判型・頁数:A5判・278頁
- 共通論題「経済安全保障による企業活動への影響と国際経済法」「経済規制法規の域外適用をめぐる新たな展開」における座長コメント・論説が計9件、自由論題の論説3件、文献紹介6件、2023年度分貿易・投資紛争事例の概況。